からだが変われば、自分が変わる。あの人も、こう変わりました。
症例 1
かみあわせ治療+上:総入れ歯、下:部分入れ歯
患者さん:68才 女性 主婦
私の同級生の歯科医の叔母さんで、「上の総入れ歯が落ちる。娘の結婚式があるので、口元の見栄えをきれいにしたい」との事で来院されました。
うえあごの歯ぐきの土手がかなりすり減っていたため、義歯の安定は難しいと判断し、治療用義歯によってゆがんだ咬み合わせを整復する事で、結果的に上あごの歯ぐきの土手も盛り上がり、最終的に上は大西式総義歯、下は大西式部分義歯・セラミッククラウンで仕上げました。初診時に言われていた、数年来の右手中指のしびれは治療を終える頃には消失していました。
咬み合わせが正しい位置になると
咬み合わせが正しい位置になると頚椎のゆがみが改善されることは、日本咬合学会で発表されています。指の神経は頚椎から出ているので、咬み合わせが影響していたのかもしれません。治療前後のお顔を比較してみると、顔全体の緊張がとれ、口元も若返り、柔和な優しい顔つきになりました。実際、お話をしていてもそんな変化が感じられました。
沢山のアンチエイジング治療をしてきて思うのは、眼に元気がなく肌にはりがない感じの人は、眼に活力あふれ、ハリのあるお顔になり、長年お口の不調和を我慢され、険しい顔つきの方は柔和な感じになり、肌のきめが細かくなるという傾向があります。これらは、脳への血流、顔への血流が増え、神経・血管・筋力系が活性化されることによるものと思われます。
個々の患者様に状態により結果が異なる場合があります。
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