– 今から9年前、治療を始める前と、現在のお写真をこちらに紹介します。

今から9年前、治療を始める前と、現在のお写真

– 9年という年月が経っているとは思えないくらい、若々しい印象ですね。

 

とゆき さん久しぶりに同窓会に行ったら、顔の血色が良くなったと言われました。以前は会食の席で美味しそうな料理が並んでいても、噛めないから辛かったんですが、今はなんでも食べられます。昔の写真は不機嫌そうな顔で写っていますけど、実際、ニコリともしないで治療に通っていたんです。

そんな僕にも、先生は気さくに話しかけてくれたから、僕のほうも打ち解けられて、何度か治療に通ううちに、よく笑うようになりました。虫歯が治って、よく噛んで食べられるようになると、だんだん元気になって、家内や娘からも、「お父さんの機嫌が良くなった」と喜ばれました。

 

– なんでも食べられるようになって食生活も変わりましたか。

「尾道のでびらを骨ごと」

尾道のでびらを骨ごとそりゃもう、食卓に笑い声が戻りました、お粥も卒業しました。白いご飯に赤カブや大根の漬物をバリバリと音を立てて食べられる。干物も揚げ物もなんだって食べられる。一日3度の食事が、楽しみになりました。

酒の肴には、広島尾道名物のでびら(カレイの干物)を炭火で炙って、木槌で割って砂糖醤油をつけて食べています。昔の入れ歯では絶対歯が立たなかったけど、今は骨ごとバリバリ、味わって食べることができます。

前はお粥ばかり食べていたにもかかわらず、消化不良を起こして薬に頼っていましたが、今は薬も要りません。なんでも噛めるようになって、胃腸の調子も良くなりました。本当にありがたいです。