■「この手ではラケットも握れない・・・なんとかしてあげたい」

開業後、患者さんが増えて忙しくなってきた頃、昔勤めていた病院に通われていた患者さんが、無償で受付を手伝ってくださることになりました。モデルをされている美しい女性でしたが、彼女には大きな悩みがありました。手のひらのアトピー性皮膚炎です。症状はひどく、いつも手のひらがひび割れて血が吹き出している状態。テニスが好きだと話していましたが、この手ではラケットも握れないのが見て取れて、なんとかしてあげたいと思っていました。

噛み合せと全身症状の関係を研究していた私は、もしかすると彼女の症状も噛み合せで改善することができるのではないかと考えました。そこで、3年間をかけて、彼女に噛み合せの治療を行いました。すると、治療がすすむごとに、徐々にアトピーの症状がおさまり、完了したころには、つるつるの手のひらになったのです。

ラケットも握れるようになったようで、その後、テニスを楽しんでいると笑顔で話してくれました。本当にうれしかったですね。

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