– 高浦さんの歯のお悩みについて、お聞かせください。

 

高浦さん30歳で出産してから、急に歯が弱くなり、50歳から61歳までに部分入れ歯を3個作ったのですが、作った時から違和感があり、口を動かすたびに、入れ歯がカタカタと鳴りました。噛むと痛いので食べたいものが食べられず、柔らかいものを流し込むしか方法がありませんでした。60歳で殆どの歯が虫歯になり、色が黒ずんでいて恥ずかしく、人前では手で口元を隠していました。歯が抜け落ちる夢をみて、飛び起きることもありました。そんなある日…とうとう顔半分が激痛に襲われました。

義歯の金属が頬に突き刺さって、頬の内側から出血し、義歯の針金がかかっていた犬歯からは、膿が出てきたのです。あまりの痛さで、寝込んでいた時、友人が大西歯科を紹介してくれました。『駆け込み寺みたいな歯医者さんだから』と、すすめてくれたんです。

 

– 大西歯科ではどんな治療を行ったのですか。

 

まず、電話で予約をしてからカウンセリングを受け、その日のうちに痛い入れ歯を3時間かけて直していただきました。その後、噛み合わせを検査して、歯周病と虫歯治療、噛み合わせ治療を行い、骨のずれと、歯周病を治した後に自分の歯をセラミックコートして、本入れ歯を入れました。(※)

 (※)高浦さんの場合は、噛み合わせにすれ違い咬合(コウゴウ)があり、上下の歯を噛み合わせた時に、上下の歯列が交叉している状態でした。これは歯科では最も難易度の高い噛み合わせで、ぴったりの義歯を作るには、顎のずれを矯正する必要がありました。

– 大西歯科で治療を受ける前と後、10年後の今のお写真を比較しました。

大西歯科で治療を受ける前と後、10年後の今のお写真を比較

– 治療の前と比べると、口元の印象が変わって、法令線が薄くなっていますね。

 

高浦さんはい。前は、出っ歯というほどではないけど、口が少し前に出ていました。それが噛み合わせの治療を受けて、半年足らずで治りました。口元の縦ジワと法令線も悩みだったのですが、治療を受けるうちに、目立たなくなりました。姉と妹から、『プチ整形したの?』と聞かれ、「歯医者さんで若返ってきたの」と答えました。

 

– 半年間の歯科治療を終えたとき、どんなお気持ちでしたか。

 

治療が終わって、本入れ歯が入った時は、うれしくて一日中笑いっぱなしで、そんな私を見て、夫もつられて笑っていました。人前で口元を隠すことがなくなり、自然に笑えるようになりました。みんなから『元気になった』『明るくなった』と言われて、うれしかったです。食事も楽しくて、料理にも気合いが入ったんです。歯が治った日から、何もかもが、パッと明るくなりました。

– 噛み合わせ治療が終わってから10年、健康面で変化はありましたか。

 

はい。持病の肩こりやめまいも治り、痛み止めを飲まなくなりました。胃腸も丈夫になって、胃薬も整腸剤も要らなくなりました。それと、力持ちになりました。スーパーで買い物した後、荷物を持つのが楽です。ぐっと歯を食いしばることができるので、軽々荷物が持てるんです。